【IPO】アジャイルメディア・ネットワークの事業紹介【3/28新規上場】

アジャイルメディア・ネットワークのIPOの概要

区分 内容
上場日 3月28日
企業名 アジャイルメディア・ネットワーク
銘柄コード 6573
業種 サービス業
市場 マザーズ
事業概要 ソーシャルメディアや体験を通じたファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」の提供
手取り金の使途 基幹システムの機能強化及びシステムインフラの強化、広告宣伝費、人材採用費に充当する予定

アジャイルメディア・ネットワークの事業内容

今まで広告形態は、テレビや新聞、ラジオが大きな割合を占めていたが、現在は、インターネットの普及によりブログやSNSの普及によりそのあり方が変わってきている。特にソーシャルメディアの世間に対する影響力が大きくなってきていることは、広告業において一つの節目ではないかと考えられる。

●「アンバサダープログラム」に参加するアンバサダーのメリット
・アンバサダー限定のイベントやモニタープログラムへの参加
イベントを通じて企業の担当者と直接話せたり、新商品をいち早く利用することができる。
・商品開発プロジェクトや企画会議への参加
アンバサダーと共同で商品開発や販促物の開発といった機会に参加することができる。
・発信したクチコミが多くのファンへ露出される
発信したクチコミ(ブログ記事やSNSの投稿)が、企業が実施する広告やSNS公式アカウントで紹介・露出されることで貢献が評価される

<アンバサダーイベント>
アンバサダーを会場などに呼び、新商品発表や講習会などを行う。当社はクライアント企業から運営委託を受けて開催。
アンバサダーにとって特別な体験の提供を行うことでアンバサダーを活性化しクチコミを促進。

<アンバサダーサンプリング>
多くのアンバサダーに商品を実際に使用してもらうために商品を提供・貸出。
商品の管理・梱包・発送・返却などクライアント企業に代わりアジャイルにて行う。
そこで、アジャイルは、そのブログやSNSを使用した事業を展開している。
アジャイルは、ソーシャルメディア(ブログやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNS)の利用者に告知をし、アンバサダーへの参加を促す。
ここでアンバサダーとは、アジャイルが定義する口コミなどを行う者とする。
そのアンバサダーのブログやSNSの口コミを情報発信源として、取引先企業等の製品やサービスの広告を行う。
これにより、普及前の製品やサービスは、製品の発売初期、サービスの開始初期から良質な口コミ得て、大きな広告効果を得ることが狙える。
普及後の製品やサービスについては、現在の広告効果に加えてアンバサダーの口コミにより広告効果を加速させることができる。

コメント

簡潔に言うと、フォロワーが多く宣伝力のある人を専属レビュワーとし、取引先企業にその宣伝力を売り込むということですね。

インスタグラムでは、収益化する場合、1記事でフォロワー一人あたり1円という話を聞いたことがあります。
ただ、インスタグラムなどで収益化するには、起業していない限り個人的に企業とやり取りをする必要があるためハードルが高くなっていますよね。

そこで、アンバサダーに登録して、限定イベントやモニターに参加し、その口コミを発信することでアンバサダー自身のブログやSNSのメディアとしての価値を向上できます。
メディアとしての価値を向上できれば企業との取引がしやすくなる可能性があります。
ブログでは、アドセンスやアフィリエイトなどがありますが、インスタグラムではそうもいかないので、インスタグラマーにとっては非常に有効なものだと考えられます。

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