【IPO】Mマートの事業紹介【2/23新規上場】

MマートのIPOの概要

区分 内容
上場日 2月23日
企業名 Mマート
銘柄コード 4380
業種 情報・通信業
市場 マザーズ
事業概要 BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業
手取り金の使途 採用費を含め、サイト構築のためのシステム開発要員の人件費、新規取引先の獲得のための営業要員の人件費に充当

Mマートの事業内容

Mマートの事業は、創業時より、飲食業界、宿泊業界、中食業界等を買い手としたインターネットのオープンマーケットで、卸販売の無人化を目指すことを基本としたインターネットマーケットプレイス事業を展開しています。
Mマートはオープンマーケットを通じて、大手企業から中小企業まで、業者間取引のあらゆる要望に対応できる市場、システムの提供と生産性が低いと言われている流通業界の効率化を図ることを目的に平成12年2月に設立されました。
主な収益源は、出店企業からの定額の出店料と出来高制のマーケット利用料あるいは出品企業からの出来高制のシステム利用料ですが、B2B事業のため、売り手、買い手ともに企業が対象となっています。

Mマートの経営戦略

Mマートの経営成績に関する重要な影響として、インターネット技術の進歩が考えられます。競業他社が画期的な技術を駆使したビジネスモデルをもって当業界に進出してきた場合などの問題に対し、対策を講じる必要があると考えているそうです。
従いまして、システム要員として常に優秀な人材の確保とインターネット技術の動向を絶えず把握することが欠かせません。具体的には、システム技術部の陣容を拡大させるとともに、セキュリティを含め実績のあるインターネット事業者との取引を行なうことにより、最新の技術情報の把握に努めていくそうです。
また、今後ターゲットとする市場については、あくまでもBtoBとしての既存分野を想定しており、新たなサイトを開設する場合でも、出店または出品といった既存サイトの拡張及び細分化を前提に、既存顧客をベースに新たな顧客を生み出しながら、最大利益を追求する方針だそうです。

Mマートの今後の見通し

インターネットを利用した電子商取引は、今後ますます拡大する傾向にあり、その取扱高も成長していくことが予想されます。
しかしながら、当業界への新規参入が増えることにもつながることになり、今まで以上に競争が激化することと想定しているそうです。
こうした経営環境を踏まえ、Mマートは持続的な成長の実現と収益基盤強化のための課題について重点的に取り組むそうです。

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