ブティックスのIPOの概要
区分 | 内容 |
---|---|
上場日 | 4月3日 |
企業名 | ブティックス |
銘柄コード | 9272 |
業種 | 小売業 |
市場 | マザーズ |
事業概要 | 介護業界を対象とした商談型展示会の開催、介護事業者等のM&A仲介サービス、eコマースでの介護用品の販売等 |
手取り金の使途 | 事業拡大のための運転資金(人材採用費及び人件費)、事務所移転費用(敷金)、EC販売管理システム置き換えのための設備投資資金及び借入金の返済に充当する予定 |
ブティックスの事業内容
ブティックスでは、介護業界において新規参入や業容拡大を図る各種サプライヤーと、高齢者施設等の新設・修繕等を検討する介護事業者とを一堂に集めて商談を促進する場を提供する商談型展示会の開催や、介護業界におけるM&Aによる事業承継ニーズに応えるM&A仲介を行うBtoB事業のほか、介護用品等の商材を一般消費者向けに販売するBtoC事業を展開している。
ブティックスの経営環境
ブティックスの事業領域である介護業界においては、内閣府発表の平成29年版高齢社会白書によると、わが国の高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は、2016年の27.3%から2025年には30.0%に上昇すると推計されており、介護サービスの需要が拡大していることを背景に、介護事業者並びに各種サプライヤー(介護用品メーカー、機械浴槽や建材等の設備備品メーカー及び介護ソフトや配食等の施設向けサービス事業者等)の新規参入意欲は引き続き旺盛であると考えられる。
一方、介護事業におけるM&A市場においては、オーナー社長の高齢化に伴う後継者問題や平成27年4月からの介護報酬改定に伴う介護報酬の引き下げ等の影響を背景としたM&Aによる事業承継への期待が高まっているとみられる。